大人は見えない

しゃかりきコロンブス

超個人的LDH楽曲大賞2018

昨年末にハイローを見てからLDHという事務所にハマり、EXILEの文脈・歴史も学び、ライブまで行くようになりました。LDHという事務所の仲間意識みたいなのは、甲子園を目指している高校野球部並みに強く、毎回新作が出るたびに、インスタグラムやらツイッターやらで所属アーティストが宣伝をしています。そのため、新作情報を逃すことがないのです。ありがたい。ハイロー経由でヒップホップに目覚めたので感謝しかありません。

 

 

そういうわけで悩んだ次点は

END of LINE/HIROOMI TOSAKA

LA FIESTA/THE RAMPAGE from EXILE TRIBE

SUPER BALL/DOBERMAN INFINITY

HeartBreakerZ feat.CRAZYBOY/HONEST BOYZ®

Underdog/EXILE SHOKICHI

 などなど。英語打つのめんどくせえ。

ランペは特に、シングルカットされた曲もアルバム曲もかっこよくて大好きです。3人ボーカルがいると歌える曲のバリエーションがここまで増えるのか!と驚きました。そして今年は、グループとして成長していく過程も順調すぎて眩しいほどでした。アルバムを聴くと、EXILEイズムを直系で継いでいるのがランペ、というのを実感します。

オネボもドーベルも大好きな曲ばかりでした~。それぞれがやりたい音楽をやらせてくれる、いい事務所だなと心から思います。そろそろ『要!』みたいな曲欲しいです、各所よろしくお願いします。

 

 

10位 Catch my Light/RYUJI IMAICHI

 


RYUJI IMAICHI / Out of the Darkness 〜 Catch my Light (MUSIC VIDEO / YouTube ver.)

 

今市さんとファンクの親和性は『Over & Over』で証明済みですが、またもやいい曲をやってくれた!感謝!!ソロアルバムめっちゃおしゃれで大好きです。今市さんのアナザースカイ見てからソロアルバム聴くと、めちゃ味わい深いのでおすすめです。アナザースカイを見ると、声とかスター性は天性のものかもしれないけれど、自分でつくった曲を発信するエネルギーは努力の賜物だな、と思い知らされます。グッチメインとかブライアンマックナイトとかニーヨとコラボしてるのすごすぎる。LDHで良かったね…。EXILEには入れなかったけど三代目には入れたのも運命だったのかもね…。臣隆尊いモードに突入しそうなのでこのくらいでやめておきます。

この曲は特に今市さんの弾けるような明るい声質がぴったりだし、LDHがそんなに好きじゃない、見た目が怖いって人にも聴いてほしいです。ただこのサングラスはおしゃれなのか、私にはわかりません。 

 

 

9位 STEP  UP/EXILE

 


EXILE / STEP UP (Lyric Video)

 

EXILEといえばライサン、チュートレ、壮大なバラード、みたいな印象があるかと思いますが、実はEXILE第一章のコアは80sブラックミュージックにあって、その音楽にのせたダンスが、ニュージャックスゥイング(NJS)、みたいな…。詳しくは勉強中ですので勘弁して。LDHでは啓司さんや健二郎さん、大樹さんが得意なダンスのジャンルです。

この曲はそんなNJS曲!第一章、ひいては初代Jソウルブラザーズ時代からのファンの方からしたら、懐かしさすら感じるかもしれないです。けっこうネス将に歌割が振られていて、新しい世代にルーツを繋いでいく、みたいな心意気も感じました。しかしやはりアツシさんのファルセットと地声の切り替えは見事としか…。アルバムの中では地味な一曲かもしれないけれど、EXILEという生命体を語るには欠かせないし、今後もこういう曲をパフォーマンスし続けてほしい。

 

 

 8位 Double Play Remix (feat.EXILE SHOKICHI)/CRAZYBOY 

 

Double Play Remix (feat. EXILE SHOKICHI)

Double Play Remix (feat. EXILE SHOKICHI)

  • CRAZYBOY
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

LDHにおいて一番自由なのはCRAZYBOYこと三代目のELLYさんなのでは?と思っていましたが、フルアルバムを聴いてそれは確信に変わりました。『ママへ』とか、『PRIVATE PARTY』とかめっちゃいい~。やりたい音楽やりつつ、インスタライブでグッズの案を募ったり、メンバーをMVに出したり、ファン思いでもある。私はCRAZYBOYを「ハピネスの権化」と呼んでます。

この曲は通常バージョンも好きで、MVとか好きすぎるあまり私が再生回数の2割を担ってるんじゃないかと思うくらい見ていたんですけど、曲は将吉さん参加バージョンの方が好きです。オリジナルよりも、より洗練されていてエンタメ感が抜けてヒップホップになったからかもしれない。将吉さんはハピネスで優しい声質なんだけど、ちょっとダウナーなテンションもカッコイイんだな、と気づきました。

 

 

7位 YOU & I/DOBERMAN INFINITY

 


DOBERMAN INFINITY『YOU & I』(DTC ver.) MV

 

LDHにハマってよかったのは、ドーベルを知れたこと、と言っても良い!それくらいドーベルが好きです。だってメンバーの関係性が男性版『海街diary』なんだもん…。みんなかずきさんがかわいくて仕方ないんですよね。そんなみんなの弟であり息子なかずきさんが、ライブではど真ん中で歌うとか、泣かないわけないです。

『SUPER BALL』の方がヒップホップでドーベルらしさに溢れてるんですけど、なんか今年の彼らの歩みと照らし合わせるとこっちだな、っていう。DTCのための曲だけど、彼ら自身の曲でもあるような気がして、涙腺が刺激されます。「いつまでも消えやしない この絆YOU & I 』を、年下の2人が歌うのちょー良い…。てか失礼だけどINCの皆さん、この年齢でここまでの青春ソングに何の違和感もないのがすごい。5人の今がめちゃ青春なんだなっていうのがわかる名曲です。

 

 

6位 The One/DEEP 

 

The One

The One

  • DEEP
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

DEEPは今年は『SING』だろ~!みたいなツッコミわかります。私もそう思っていた。もちろん名曲なんですけど、将吉さんの原曲とはまた違う味わいで素晴らしいんです…。なんてったって、セカンドのツアーでのコーラスが素晴らしくて、これDEEPバージョンも聴きたいナ~とか抜かしてたら、アルバムに入れてくれて。言霊だなあと思ったわけです。やりたいことどんどん言葉にしていこうと思った2018年でした。

なんだろう、好きすぎて言うことがない(笑)将吉さんの「みんな一緒だよ!」的な明るさとは違う、救いをくれるような曲になっています。聴いてくれ。

 

 

5位 Puzzle/Leola

 

Puzzle

Puzzle

  • Leola
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

れおらちゃんも、LDHにハマるまでは知りませんでした。この曲は健二郎さんが主演した『パンとバスと2度目のハツコイ』主題歌なのですが…心臓を握られました。初聴きで喰らっちゃって動けなかったです。歌詞~~~!!!「独りぼっちも悪くないよと 自分へのレポートだって 大体書き終えてたのよ」ンンン、わかる…。映画見た人ならわかると思うんですけど、この心情がまさに深川麻衣さん演じるふみちゃん!そして私!!のことを!!歌っている!!!!!!!!ばっちり恋歌じゃん!っていう歌詞なんだけど、恩着せがましくないというか、大学生の女の子の日記みたい。等身大も等身大で、何かを代弁しているというよりは心情を吐露しているのです。そりゃ共感できるわな。

れおらちゃん、明るいご機嫌ソングが多いんですけど、こういう歌詞もうまいからもっと歌ってほしいです。JKじゃなくて、ちょっと擦れた大人に向けた曲をお願いします。そしてもっと心臓をぶち抜いてほしい。

 

 

4位 花鳥風月/EXILE THE SECOND

 

花鳥風月

花鳥風月

  • EXILE THE SECOND
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

このアルバムがまず名盤。1枚通してストーリーあって、スターオブウイッシュにつながるハイウェイを駆け抜けているようで、最高です。

中でもこの曲は、セカンドにしか歌えないなと思う一曲。bpmで言ってたけど将吉さんの自信作であり、啓司さんのお気に入りみたいです。二人して「ヤバいよね~」って話してた。Cメロがネス将の本領発揮!って感じで好き。そしてエンドレスリピートできちゃう優しいトラックも、トライブのアーティストにしては珍しいと思います。将吉さんはバイブス感じがちのアツい男だけど、実はグループや自分を冷静に見る目を持っている気がします。それぞれに合ったものをバチっと決めてくる。このアルバムも、セカンドが得てきた要素をバランスよく全曲にちりばめている気がします。「花鳥風月」ってタイトルの曲はたくさんあるけど、歌詞に入れる人って大胆だな、と思ったり。

よくわからないのですが、from EXILE TRIBEが付くグループ、つまりEXILEの派生グループは、ヒロさんプロデュースの部分が多いっぽくて、セカンドはEXILEという生命体の一部であり、一族のうちの一つの派閥とみなされていないので、セルフプロデュースができるみたいなのです。宗教チックな話になっていますが、これは本当です。

 

 

3位 Heads or Tails/EXILE

 


EXILE / Heads or Tails (Music Video)

 

当然のランクイン。EXILEこれこれ~!待ってたよ~!って感じ。初披露のセカンドファイナル幕張、最高でした!!!セカンドがEXILEのコアであり背骨であることを証明するような、圧巻のステージでした。ネス将がメインボーカルのパートがある時点で泣きそうになったんですけど、改めて聴くと歌詞が神話的でまさにEXILE。ダンスもザ・EXILE。ジ・EXILEか。あつたかの間にアキラさん、そして前にはKKコンビ、フォーメーション変わってなおとさんとあらんさんの各グループのリーダーズが出てくる感じとか…もうたまらんです。みんなが男らしい表情でバッキバキのダンスする中で、世界さんのこなれ感&しなやかさがめちゃ際立っている気がします。世界さん好き…。

ネス×あつ、将×たかの声質がこんなにぴったりだったとは!!という驚きもありました。コーラスとして気持ちいいというよりは、同じパートをいっしょに 歌った時の声質のハマり方がココイチ。もっとこのコンビでユニゾン組んでほしいです。

間奏の大煽りフリも最高ですよね。大煽りフリことかかってこいやクビカックン。KKコンビの顔面の圧と、おちょくってるような岩田さんのにやつきでご飯3杯はいける。

 

 

2位 PARTY ALL NIGHT~STAR OF WISH~/EXILE

 


EXILE / PARTY ALL NIGHT ~STAR OF WISH~ (Lyric Video)

 

まさにEXILE is BACK!!!!!!!!というお祭り曲で、EXILE復活の一発目にぴったりでした。リリックビデオもLDH新年会の様子ダイジェストで、ファンよりも当人たちがEXILE復活を心待ちにしていたんだなと、胸が熱くなりました。

みんなで盛り上がれるパーティーソングなのはもちろん、歌詞がまさにここ数年のあつたかやん…っていう、泣けるストーリー。EXILEのカシラ、あつしさんが海外留学することで、実質活動休止状態になったEXILE。それぞれのグループで、ひとりひとりがスターになって帰ってこようと約束し、たかひろさんがえらんだのはEXILE TRIBEとしての活動でした。自分が先頭に立って後輩たちと超規模ライブを開催。ソロライブもハイローも頑張っていました。

もうこの時点で泣けるんですけど、この曲の歌詞を読むともっと泣けます。「(あ)余計な不安は必要ない (た)仲間との絆忘れない (あ)余計な遠慮はもういらない (た)結局最後は自分次第」もう…あつしさんありがとう…。「国境のない世界」とか、「いつだって賛否両論はつきもの」とかも大感謝です。ダンスも盆踊りみたいでカワイイ。

 

 

1位 HEROES/EXILE THE SECOND

 

HEROES

HEROES

  • EXILE THE SECOND
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

ガンダム系のゲームとのタイアップだったんですけど、もうピッタリすぎて。初聴きのガツンという初動が忘れられない…セカンドファイナルでやってくれるかと思ったらやらなかったので、次回はお願いします。この曲と『日昇る光に~Play for Now~』で1位悩んだ。もはや同率1位です。

イントロからがっつりアニソンみが溢れてる。そしてネス将の声もソリッドされていて挑戦的というか、けんかっ早い犬みたい。アニメ好きなねっさんタイアップ来てよかったね…というほっこりした気持ちにもなれます。やっぱりこのアルバム素晴らしいよ…今年よく聴いたアルバムの話も書こうかと思ったけど多すぎたのでやめました。でもこのアルバムは本当によく聴いた。きちんと頭からケツまで通して(シャッフルなしで)聴いた回数が一番多いと思います。それくらい、彼らのセカンドとしての歩みが詰まった、EXILE復活にも大きくかかわる1枚です。

ラスサビの転調がたまんない。まだ加速するか!!っていう。ここで転調しなかったら、『PAN』が1位だったかもです。転調勝ちです。『PAN』には歌詞とかここまでのEXILEストーリー込みで感動できる曲なので転調なしでオッケーですが、この曲はアルバム曲でかっこよさ推しの一辺倒(そんなことないけど)なので、もう一段階ギュンっとギア上げが欲しかったわけです。最高のギア上げでした。ありがとうございました。

 

 

以上。とにかく英語打つのがバカめんどくさかったです。おつかれさまでした。